京商は、80年代のRCバギーブームの火付け役となった伝説のマシン「京商スコーピオン」を復刻、7月上旬より販売を開始する。
京商スコーピオンは1982年に登場、30年以上を経た今でも、世界中にファンが存在する不朽の名車だ。復刻版はオリジナルシャシーの基本を尊重し、その趣と先進性をあますことなく再製品化。その上で、現代のバギーコースを走っても遜色のない速さと耐久性のために、2014年仕様にアップグレードした。
サスアームは6061T6アルミ鍛造製というハイグレードなものに進化。強靱な剛性と強度、耐久性を身に付けている。さらにオリジナルの形状を踏襲しつつ、2ピース構造に一新したアルミダイキャスト製ギヤボックス内にはデフギヤを装着。加えてスリッパークラッチも装備し、ミッションを保護しつつトラクションを有効活用でき、オリジナルの持ち味だったコントローラブルな操縦性と耐久性を、さらなるレベルへと引き上げた。
シャシーボトムは皿もみ加工を施したフラットサーフェス仕上げ。ビスヘッドの飛び出しがなく、路面との接触抵抗や削れを低減。高い耐久性でコースを走り抜ける。オイルダンパーは、ステンレスシャフトとアルミ製シリンダーを組合せて、ストロークの初期からボトムまでスムーズに作動。レーシングバギーに相応しい走りを披露する。
価格は2万7000円。プロポ、モーターなどは別売。