全国軽自動車協会連合会は22日、軽自動車の普及台数(100世帯当たり)の全国平均が平成25年12月末時点で前回調査(同年3月末時点)より1・1台多い52・9台となり、過去最高を更新したと発表した。税金などの維持費が安い軽自動車は地方を中心に人気を集めている。
協会ではこれまで調査は毎年3月末時点で集計してきたが、ベースになる総務省の世帯数集計の変更に合わせ、今年から前年12月末時点とした。
都道府県別の順位では佐賀県(102・2台)が2年連続のトップで、2位の鳥取県(101・8台)とともに1世帯当たり1台を超えた。3位は長野県(99・97台)だった。一方、普及台数が最低だったのは東京都(11・5台)で、神奈川県、大阪府が続いた。
25年の軽自動車の新車販売台数は約211万台と過去最高で、国内新車販売の約4割を占めた。