米国の高級二輪メーカー、ハーレー・ダビッドソンは6月19日、同社初の電動バイク、『プロジェクト・ライブワイヤ』を発表。
プロジェクト・ライブワイヤは、ハーレー・ダビッドソンが近い将来、電動バイク市場に参入するかどうかを見極めるために開発されたプロトタイプ二輪車。
ハーレー・ダビッドソンは、プロジェクト・ライブワイヤとともに、米国の有名国道、「ルート66」沿いのハーレー・ダビッドソンの30以上の販売店を訪問するツアーを行う予定。顧客に試乗してもらい、電動バイク市場に参入するかどうかの判断材料を得る方針。
このツアーは、2015年にかけて、米国内で実施。さらに、この後、カナダや欧州も周遊する。なお、現時点では、モーターなど電動パワートレインの内容は、公表されていない。
ハーレー・ダビッドソンのマット・レバティッチ社長兼COO(最高執行責任者)は、「米国は常に発明を繰り返してきた。プロジェクト・ライブワイヤは、顧客とハーレーがつながる新たな興奮の機会」とコメントしている。